参考書籍

『クマ大図鑑』

クマ大図鑑 体のひみつから人とのかかわりまで

書籍情報

書名:クマ大図鑑 体のひみつから人とのかかわりまで

監修者:小池伸介

発行年:2017年

出版社:PHP研究所

価格:3000円(+税)

ページ数:63ページ

目次:1章 世界のクマ大集合!    

   2章 クマの体の不思議    

   3章 クマと人とのかかわり

子ども向けのクマ図鑑

本書は、子ども向けに作られた、クマの図鑑です。

全ての漢字にふりがなが振られており、たくさんの写真とイラストを用いて、クマについて分かりやすく解説されています。

子ども向けに作られているとはいえ、情報はたっぷりです。

 

1章では、クマ科に属する動物が全て紹介されます。

それぞれのクマの生息範囲が同じ地図上に示されるため、生息地域と体の特徴を比較することができます。

また、ヒグマの亜種やレッサーパンダタヌキなど、クマに似た動物も紹介されます。

章の最後にはパンダにまつわるクイズが8問出題されており、子どもと一緒に楽しむことができます。

ジャイアントパンダ
ジャイアントパンダ動物園の人気者、パンダの生態や歩んできた歴史、保全などについて、どこよりも詳しく紹介します。...

2章では、主にクマの体について、豊富な写真と共にわかりやすく解説されます。

目や耳、手、足、爪、歯など、クマの体の特徴だけでなく、食性や冬眠、子育てについても触れられます。

章の最後には、絶滅したクマの話や、クマ科の中でも「舌の長さ№1」、「木登り№1」などネタになるような雑学も紹介されるので、必見です。

メガネグマ
メガネグマメガネグマの基本情報 南米のクマ クリーム色の模様が目の周りにあり、これがメガネをかけているように見えることからメガネグマと呼ば...

3章では、クマと人との関わりについて解説されます。

クマの体パーツが、人によってどのように利用されてきたのかだったり、クマの自然における役割、文化の中のクマ、クマが人を襲う理由だったりと、人間と「熊」との関係がよく分かる章となっています

章のおわりには、クマに襲われた時の対処法も紹介されています。

 

日本には2種のクマが生息しているからか、クマと人との関わりは深いです。

金太郎などの童話に登場しますし、サケを狩るヒグマは観光や彫刻の対象となります。

しかし、その一方で、クマが人家の周りに現れたり、人を襲ったりする例が増えてきています。

クマと人との共存がより重要になってきた今、子どもと一緒にクマについて考えるいい機会を、本書は提供してくれることでしょう。